青あざを早く治す!
- 2019年6月19日
- ブログ
先日、目の近くをぶつけて大きな青あざができてしまいました。
まるで殴られたボクサーの様です。早く消えるといいのですが、、、。
麻酔の注射やヒアルロン酸などの注入時の比較的小さなアザ(紫斑)はフォトフェイシャルの赤みモードで血液を破壊すると比較的早く消すことができます。
でも、ぶつけたり怪我による大きな深い紫斑はなかなか消えません。少しでも早く良くなる方法を検討してみました。
まず、紫斑ができた当日、翌日はアイスパックなどでよく冷やしましょう。ぶつけた直後からしっかり冷やすことが重要です!アイスパックなどがあればいいのですが、外出中なら冷たいペットボトルの飲み物で冷やしてみてください。(頬をぶつけたときには底の丸みがぴったりですよ!)
もちろん、骨が折れていそうな時、出血がある場合、痛みが強い時は診察を受けてください。
2、3日してあとは消えるのを待つだけ、となったら今度は血行を良くして早く吸収させることです。
顔以外では温湿布をする、と教科書などには書いていますが顔では難しいのでオススメの方法として
1)携帯用ホットカイロをハンカチなどに包んで優しく温める。
2)温かいシャワーを5−10センチ位の距離からマッサージする様に動かしながら当てる。
特に、シャワーはマッサージ効果もあってオススメです。ヘパリン類似物質含有クリームをたっぷり塗ってマッサージする、という方法もよく見かけますが、強くこすってしまうと皮膚にも良くありませんのでシャワーのマッサージの後にヘパリン類似物質含有クリームを塗りましょう。
(痛みのあるときはマサージをせず、診察を受けてくださいね。)
飲み薬については漢方薬の桂枝茯苓丸や通導散などが使われます。
フォトフェイシャルの赤み専用フィルターを用いて赤みモードで照射すると赤みが中心の紫斑に有効です。紫斑ができた2−3日後の紫斑に数ショットを照射しますと早く消退します。特に赤みが強いものは見る見る消退します(完全には消えませんが消えるまでの日数が早くなります)
時間が経って黄緑色になってしまったものには効果がありませんので早めにご相談ください。
また、紫斑ができた直後や、上瞼、目の縁には照射できませんのでご注意ください。(ワンショット2,200円から)
それでも残念ながらすぐにはよくなりません。そんな時はコンシーラーで隠してしまいましょう。
青いアザには専用の赤みのあるコンシーラーがお勧めです。(クリニックでも販売してます。)
そのうえから肌色のカバー力の高いコンシーラーを使いましょう。私は硬くてカバー力のあるスポッツカバー(資生堂)がお気に入りです。
早く良くなります様に。