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医療コラム
首のイボ|石神井公園駅前皮膚科|石神井公園|しみ・しわのお悩み

首のイボ

夏ももうそこまで来ていますね。半袖や首回りの大きく開いた服を着る時期になりました。

そうなると気になるのが首のイボ、という方もいらっしゃると思います。

 

首のイボは大きく分けて2種類あります。

1 アクロコルドン=スキンタッグ

アクロコルドンと呼ばれる軟性繊維種です。黒子などと同じ良性腫瘍です。放っておいても悪性化することはありません。首のほか、脇の下や胸に出来ることもあります。

体重の増加や妊娠を契機に出来ることがあるといわれています。

アクロコルドンのうち皮膚から飛び出すように長細いイボはスキンタッグとよばれます。

残念ながら予防することは難しいです。

 

2 脂漏性角化症

もう一つは脂漏性角化症です。加齢とともにできるとされる良性腫瘍ですが、20代の方にも見られます。表面が少しザラザラしていることが多いです。顔に出来ることも多く遺伝性も示唆されています。

 

いずれも良性腫瘍ですので放っておいても問題ありません。衣服と引っかかって血が出たり美容的に取りたい場合はレーザーなどにより焼灼するか液体窒素で凍らせて取ります。液体窒素の場合は一度では取れなかったり、周囲の皮膚にまで炎症後色素沈着ができる場合もあり注意が必要です。

また、海外では高濃度の過酸化水素水を用いて取ることもあるようですが、副作用もあり日本ではほとんど行われていません。

 

一度の治療で首の全てのイボをとる『首のイボ取り放題、60000円(税別)』のコースも始まりました。

ご予約、ご相談は電話でお願いします。

夏までにツルツルの首にしましょう!