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ニキビ跡のクレーターの種類は?主な原因や治療方法について解説|石神井公園駅前皮膚科|石神井公園|しみ・しわのお悩み

ニキビ跡のクレーターの種類は?主な原因や治療方法について解説

ニキビ跡のクレーターの種類は?主な原因や治療方法について解説

ニキビが治ったあとに残る深い凹みは『クレーター』と呼ばれ、肌の印象を大きく変えてしまう悩みの一つです。

クレーターはニキビの炎症が真皮層まで達したことで起こるもので、セルフケアだけでは改善が難しい特徴があります。

この記事では、ニキビ跡のクレーターの種類や原因について詳しく解説します。

医療機関での治療方法や予防方法、治療期間、ダウンタイム期間などもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

ニキビ跡のクレーターとは

ニキビ跡のクレーターとは

ニキビ跡のクレーターとは、炎症が強くなったニキビによって皮膚の深い部分が傷つき、へこんで残ってしまった状態のことです。

ここではニキビ跡のクレーターができてしまう原因や、できやすい箇所、開き毛穴との違いなどについて解説します。

ニキビ跡のクレーターができてしまう原因

ニキビ跡のクレーターができる主な原因は、強い炎症が続いた結果、皮膚の深い部分である真皮層にダメージが残ってしまうためです。

初期の白ニキビの段階で適切にケアができれば跡は残りにくいのですが、毛穴に皮脂や汚れが詰まった状態を放置したり、不衛生な環境が続いたりすると炎症が悪化し、赤ニキビや黄ニキビへと進行します。

この過程でアクネ菌が増え、皮膚の組織が壊されてしまうと、凹みとして残りやすくなります。

さらに、無意識に触る・つぶす・摩擦の多い生活習慣があるなども、炎症が悪化する原因です。

真皮層は表皮のように自然に生まれ変わる仕組みがないため、一度組織が失われると完全に元に戻すことが難しくなります。

また、ターンオーバーの乱れで角質が厚くなると毛穴詰まりが起こりやすくなり、結果として炎症を繰り返してしまうことがあります。

このように複数の要因が重なることで、クレーターのニキビ跡につながりやすくなるため、初期段階で正しいケアを行うことが大切です。

ニキビ跡のクレーターができやすい箇所

クレーターのニキビ跡は、特に皮脂が多く分泌される部位にできやすい傾向があります。

具体的にはこめかみ・鼻・眉間・おでこなどです。

これらの部位は毛穴が詰まりやすく、炎症が進みやすいため、クレーターができやすくなります。

また、頬や口元は乾燥しやすい部分ですが、ターンオーバーが乱れることで角質が厚くなり、毛穴が塞がりやすくなります。

その結果、ニキビが重症化してクレーターが残ってしまうことがあるため注意が必要です。

クレーター毛穴と開き毛穴の違い

クレーター毛穴と開き毛穴は見た目が似ているため、同じものだと感じる人も少なくありませんが、それぞれ全く異なる状態です。

クレーター毛穴は、ニキビの強い炎症によって皮膚の深い層が傷つき、組織の一部が失われた状態です。

傷跡が凹んだように残り、表面だけでなく内部構造にもダメージがあります。

一方、開き毛穴は皮脂の過剰分泌によって毛穴が押し広げられた状態で、皮膚組織が欠けているわけではありません。

また、乾燥や加齢によって肌のハリが低下すると毛穴周りの皮膚がたるみ、毛穴が大きく見えることもあります。

こちらは皮膚組織に欠陥があるわけではないため、生活習慣やスキンケアの見直しで改善が期待できる点が特徴です。

一方、クレーター毛穴はダメージが深いため、セルフケアだけでの改善が難しい場合があります。

それぞれの違いを理解して適切なケアを行うことで、改善しやすくなるでしょう。

ニキビ跡のクレーターの種類

ニキビ跡のクレーターの種類

ニキビ跡のクレーターにはいくつかの種類があり、凹み方や深さによって特徴が大きく異なります。

主な種類は以下の4つです。

  • アイスピック型
  • ローリング型
  • ボックス型
  • 脂肪萎縮型

ここでは上記4つの種類の特徴について解説します。

アイスピック型

アイスピック型のクレーターは、名前の通りアイスピックで刺したように、先が鋭く深い穴ができている状態です。

見た目は小さくても皮膚の奥まで達していることが多く、真皮層にまでダメージが及んでいます。

表面の開口部が1〜2mm程度と小さいため、毛穴が開いているだけに見えることもありますが、実際は皮膚内部の組織が欠けてしまっている重度のニキビ跡です。

炎症を繰り返したニキビをつぶしたり、不適切なケアを続けたりすると、このような深いクレーターができやすくなります。

アイスピック型は構造上、自然に滑らかな肌に戻すのが非常に難しいため、治療を考える場合は皮膚の再生を促す『ダーマペン』や『フラクショナルCO2レーザー』といった施術が必要になることが多いです。

クレーターの中でも特に治療が難しいタイプといえます。

ローリング型

ローリング型は、比較的浅くゆるやかにくぼんだ状態になっているタイプです。

炎症が進む中で線維化した組織が筋膜とくっつき、皮膚が下方向に引っ張られることで生じます。

なだらかにくぼんだ形をしており、光の当たり方によって見え方が大きく変わる特徴があります。

皮膚のくぼみをほぐす『サブシジョン』や、真皮層の再生を促す『コラーゲンピール』などの治療で改善が期待できるでしょう。

肌の土台からの改善が必要になるケースもあるため、自己判断で無理に触ったり刺激を与えたりしないことが大切です。

ボックス型

ボックス型のクレーターは、四角く縁がはっきりとした形をしているのが特徴です。

大きさは小さいものから大きいものまで幅がありますが、いずれも光が当たると影が強く出やすく、比較的目立ちやすいタイプといえます。

このクレーターはニキビの炎症による組織ダメージだけでなく、水疱瘡が原因となる場合も少なくありません。

どちらも皮膚の深い層にまで損傷が及ぶことで凹みが残ります。

ローリング型に似ていますが、ボックス型の方が縁の角度が鋭いため肌の凹凸がはっきりしやすい傾向があります。

『コラーゲンピール』や『ピコフラクショナル』などの施術によって改善することが可能です。

脂肪萎縮型

脂肪萎縮型は、皮膚が大きく陥没しているのが特徴です。

このタイプは、強い炎症によって皮下組織の一部が収縮することにより起こります。

皮膚と皮下組織が癒着している状態のため、癒着を剥がして凹凸を改善する治療が必要になります。

具体的には『ヒアルロン酸注入』などの治療が選択されるケースが多いです。

また、脂肪萎縮型はほかの種類と併発していることも少なくないため、患部の状態に適した治療を選ぶ必要があります。

ニキビ跡のクレーターはセルフケアで治る?

ニキビ跡のクレーターはセルフケアで治る?

ニキビ跡のクレーターは、皮膚の深い部分である真皮層までダメージが及んだ結果できるもののため、セルフケアだけで元の状態に戻すのは難しいです。

一般的なスキンケア用品は肌の表面層を整えること目的としており、クレーターのように深い凹みに直接働きかけることはできません。

そのため、どれだけ丁寧にスキンケアを続けても、すでにできてしまったクレーターが大きく改善するケースは少ないでしょう。

医療機関での専門的な治療なら改善が期待できるため、気になる場合は受診を検討してみてください。

ニキビ跡のクレーターの治療方法

ニキビ跡のクレーターの治療方法

ニキビ跡のクレーターは、クリニックでの専門的な治療によって改善が期待できます。

主な治療方法は以下の通りです。

  • レーザー治療
  • ダーマペン治療
  • ポテンツァ

ここでは上記3つの治療方法についてそれぞれ解説します。

レーザー治療

レーザー治療は、レーザーを点状に照射して肌表面に微細な穴をあけることで、真皮層に熱エネルギーを加え、コラーゲンやエラスチンの生成を促す治療方法です。

この働きによって皮膚が新しく生まれ変わり、凹凸が少しずつ滑らかになっていきます。

レーザーの種類はさまざまで、症状に合わせて選ばれます。

中でも『炭酸ガスレーザー』は、ニキビ跡のクレーターの改善に高い効果が期待できる種類です。

表皮を温存しながら内部を再構築するレーザーで、1回の施術でも肌の入れ替わりが実感しやすい特徴があります。

ダウンタイムが生じる治療ではありますが、効果を重視する人には選ばれることが多い治療です。

レーザー治療はクレーターのタイプや深さによって照射の強さを変更できるため、医師が状態に合わせて調整します。

ダーマペン治療

ダーマペンは髪の毛より細い針がついた機器を肌に当て、目には見えないほど小さな穴を無数に作り、皮膚の再生力を高める治療方法です。

針の深さは表皮から真皮層まで調整ができるため、クレーターのタイプに合わせて施術を細かく変えることが可能です。

また、施術の際に成長因子などを含んだ薬剤を併用することで、皮膚の再生をより効率よく促す効果も期待できます。

クレーターだけでなく、黒ずみ毛穴やたるみ毛穴など、幅広い毛穴の悩みにアプローチできるのも大きな特徴です。

新しい機種であるダーマペン4では、従来のダーマペンよりも赤みや内出血のリスクが抑えられ、さらに目元や鼻などの細かい部位まで治療を行えます。

ポテンツァ

ポテンツァは、ダーマペンと同じように極細の針で肌に穴をあけますが、さらにその針先から高周波(RF)を照射できる治療方法です。

針による刺激と高周波の熱エネルギーの両方を利用し、皮膚の奥でコラーゲンが生成されるよう促すため、ニキビ跡のクレーター改善に適しています。

また、ポテンツァには針を使わない『ダイヤモンドチップ』という専用チップもあります。

針を刺さずに高周波を照射できるため、表皮のダメージを抑えつつ肌を引き締め、ハリを高める効果が期待できる点が特徴です。

肌の状態やクレーターの種類に合わせて、針の深さ・熱量・パルス幅などを細かく調整できるため、自分の肌に合った治療がしやすいのも魅力です。

ニキビ跡だけでなく、毛穴開き・小じわ・肌質改善などにも幅広く使われている治療で、さまざまな肌悩みに対応できます。

ニキビ跡のクレーターに関するよくある質問

ニキビ跡のクレーターに関するよくある質問

ニキビ跡のクレーターに関するよくある質問をまとめました。

  • ニキビ跡のクレーターの予防方法は?
  • ニキビ跡のクレーターの治療期間は?
  • ニキビ跡のクレーター治療のダウンタイム期間は?
  • ニキビ跡のクレーター治療の副作用・リスクは?

ここでは上記4つの質問についてそれぞれ解説します。

ニキビ跡のクレーターの予防方法は?

ニキビ跡のクレーターを予防するためには、ニキビの炎症が起こる前に適切なセルフケアを行うことが大切です。

軽い白ニキビや黒ニキビの段階で適切にケアできれば、クレーターに進行するリスクを大きく減らせます。

予防のためのポイントは以下の通りです。

  • 紫外線対策を徹底する
  • 十分に保湿ケアを行う
  • 肌を強くこすらない
  • バランスの良い食事を摂る
  • 十分な睡眠時間を確保する
  • ストレスをため込まない

ニキビをつぶすとニキビ跡が残る恐れがあるため、ニキビを直接触らないように注意しましょう。

また、ニキビを繰り返す、炎症が長引くといった場合は、セルフケアでは改善が難しい可能性があるため、医療機関での治療を検討することをおすすめします。

ニキビ跡のクレーターの治療期間は?

ニキビ跡のクレーター治療にかかる期間は、選択する治療方法によって異なります。

治療方法ごとの治療期間の目安は以下の通りです。

  • レーザー治療:5~10回
  • ダーマペン治療:6~12回
  • ポテンツァ:5~10回

期間にすると3~6か月程度の通院が必要になる場合が多いでしょう。

実際の治療期間は症状や肌質、生活習慣などによっても変わるため、あくまでも目安として理解しておくことが大切です。

適切な頻度や治療回数については、医師と相談してみましょう。

ニキビ跡のクレーター治療のダウンタイム期間は?

ニキビ跡のクレーター治療は、治療方法によってダウンタイム期間が異なりますが、1週間~10日程度で落ち着くケースが多いです。

各治療方法のダウンタイム目安は以下の通りです。

  • レーザー治療:2~5日程度
  • ダーマペン治療:3~4日程度
  • ポテンツァ:2~7日程度

大切な予定がある場合は、ダウンタイムに被らないタイミングで治療を受けると良いでしょう。

ニキビ跡のクレーター治療の副作用・リスクは?

クレーター治療では、治療直後に赤み・腫れ・熱感などの症状が現れることがあります。

治療方法によっては内出血が出るケースもありますが、数日〜1週間程度で引いてくることが多いです。

そのほか、治療後は皮膚のバリア機能が一時的に低下するため、乾燥やかさつき、細かい皮むけが起こることもあります。

こうした症状を和らげるためには、保湿や紫外線対策を丁寧に行い、施術後しばらくは肌への刺激を避けることが大切です。

まとめ

ニキビ跡のクレーターは、肌の深層部分がダメージを受けて生じるため、セルフケアのみでの改善が難しい肌トラブルです。

クレーターを改善したい場合は、レーザー治療やダーマペン治療など、肌の再生を促す専門的な治療が必要となります。

気になる症状が続くときは皮膚科や美容皮膚科で相談し、自分に合う改善方法を見つけましょう。

石神井公園駅前皮膚科では、ニキビ跡のクレーターに対する治療が可能です。

ダーマペンや炭酸レーザー、ポテンツァなどさまざまな治療方法の中から患者さんに適したものを選択できるため、クレーターにお悩みの方はぜひ当院までご相談ください。

監修者情報

石神井公園駅前皮膚科 院長 河野 美乃里

河野 美乃里

石神井公園駅前皮膚科 院長

経歴

平成6年
北海道大学 医学部 卒業
平成15年
日本医科大学大学院 博士課程修了 医学博士
平成15年
日本医科大学多摩永山病院皮膚科 医局長
平成18年
米国マサチューセッツ州立大学医学部 博士研究員
平成22年
日本医科大学多摩永山病院 皮膚科 医局長
平成23年
埼玉県内の総合病院皮膚科 部長
平成27年
杉並区内の皮膚科クリニック 院長

資格・所属学会

  • 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
  • 日本皮膚科学会
  • 美容皮膚科学会
  • 日本アレルギー学会