ピーリング
- 2019年3月6日
- 施術
ケミカルピーリング
皮膚は「ターンオーバー」といって、古い角質や毛穴の汚れが自然とはがれることで、皮膚が入れ替わり、健やかな肌を保っています。
表皮の中の「基底層」で生まれた細胞が表面に押し上げられ、最後は垢となって身体の外へと排出されます。お顔などの皮膚は約28日程度で生まれ変わるといわれています。
しかし、加齢やホルモンバランスの乱れなどによりターンオーバーの乱れが引き起こされると、ニキビやシミ、くすみなどの様々な肌トラブルの原因となります。
皮膚のターンオーバーのサイクルは一定ではなく、加齢によってターンオーバーに時間がかかるようになり、メラニンを含んだ角質がはがれきれずに残るようになります。その結果、角質が厚くなり、蓄積されたメラニンで皮膚の褐色調が強くなり、すくみとなります。
ケミカルピーリングとは、肌の表面にグリコール酸やサリチル酸など酸性の薬剤を塗って古い皮膚を溶かして取り除き、ターンオーバーを促します。これにより皮膚表面はなめらかになりくすみが改善します。
酸が強すぎると皮膚を痛めますので、酸性度をコントロールし安全性の高い薬剤を使ってピーリングすることが重要です。
ケミカルピーリングを行うと、その後のエレクトロポレーション(メソアクティス MESINA-J)などでの美容成分の浸透が良くなります。お化粧のノリも良くなり艶やかな肌になります。
ケミカルピーリングのニキビ治療効果
ケミカルピーリングではニキビの治療にも有効です。毛穴のつまりを取り除き、皮膚のターンオーバーのサイクルを正常化することで、ニキビのできにくい皮膚にしていきます。ニキビ跡の予防にも効果があります。しかし、一度の施術では十分な効果が得られませんので、繰り返し行うことが必要です。
最初は2週間に1回の施術を数回、その後は1ヶ月に1回行い、その後は2ヶ月に1回と期間を空けていき、ニキビがほぼなくなったら、基本的にホームケアに移行しましょう。
(ニキビ跡や毛穴の凹みのような深いへこみにはダーマペンなどがより効果的です。)
お肌のタイプによって20%、30%、40%から選べるベビーピーリングを始めました。これまで敏感肌でピーリングができなかった方、男性の頑固なニキビ肌にもお勧めです。