ホクロの手術したのに再発したのはなぜ?|石神井公園駅前皮フ科|石神井公園|しみ・しわのお悩み
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医療コラム
ホクロの手術したのに再発したのはなぜ?|石神井公園駅前皮フ科|石神井公園|しみ・しわのお悩み

ホクロの手術したのに再発したのはなぜ?

ホクロの手術をしたのに、再発してしまうことがあります。
なぜなのでしょうか?

ホクロはシミのように、普通の細胞が黒い色素を持っているのではなく、母斑細胞という普通の皮膚の細胞とは別の細胞が皮膚の中で増えている状態です。
この黒い色素を作り出す母斑細胞がたくさんできて集まっている部分がホクロです。母斑細胞はゆっくり増えて盛り上がってくる場合もあります。
ホクロをとるときはこの母斑細胞をしっかり取り切らないと、また増殖して来てしまうのです。
厄介なことに、この母斑細胞は黒い色を持っていないものもあります。ですから黒い部分だけをとっても、残った黒くない母斑細胞がまた増えて盛り上がってくることもあるのです。

また、毛の部分に沿って深く母斑細胞が増えている場合がありますが、あまり深く組織をとってしまうと跡が残りやすくなるため、あえて一定の高さまで摘出するにとどめ、ほんの少しの細胞また出てきた時にそこだけ再摘出することにすることもあります。

このように、再発をしないためには母斑細胞の形や分布をしっかり理解して適切に手術することが必要です。
当院ではダーモスコピーで確認しながら母斑細胞をきちんと摘出するようにしています。皮膚病理組織をしっかり学んだ皮膚科専門医や形成外科専門医だからこそ皮膚組織の中で母斑細胞の分布の傾向や細胞の形を見極め、必要最低限の摘出、あるいはレーザーによる焼灼を行うことができます。
なお前述のように、手術跡を残さない目的であえて深い部分の母斑細胞を残す場合もあり、その場合は再手術を行います。

当院では半年以内に再発する場合は無料で再手術を行ないます。